イーサリアムクラシック

現在の価格推移

※チャート提供:
※レート情報は各取引所のAPIを利用して表示しています。サーバ負荷などの関係で反映が遅れる場合もありますので、正確な価格は必ず各取引所のサイトをご確認ください。

日付 イベント
6/13 コインベースがイーサリアムクラシックの取り扱いを開始
7/13 イーサリアムクラシックがハードフォーク

イーサリアムクラシックの基本情報

現在の価格※2018/11/18 15:00の価格 ¥861.9
発行上限枚数 2億3000万枚
承認アルゴリズム PoW
24h変動比率 1.9%
7days変動比率 -18%
30days変動比率 -21.1%

目次

仮想通貨イーサリアムクラシック(EthereumClassic)とは?どんな特徴を持っているの?

ブロックチェーンという技術が開発されてから現在に至るまで様々な仮想通貨が発行されてきましたが、その中にイーサリアムクラシックというものがあります。

数多くの取引所でも取引されており、仮想通貨に興味がある方なら一度は聞いたことあるかもしれません。

今回はそのイーサリアムクラシックについて分かりやすく解説していきます。

イーサリアムクラシック(EthereumClassic) の特徴

イーサリアムクラシックとはThe DAO事件を機にイーサリアムのハードフォーク(分裂)によってイーサリアムの一部の開発者が開発した仮想通貨です。

このThe DAO事件については後ほど詳しく解説いたします。

時価総額は現在(2018年8月31日)約1500億円で仮想通貨全体の時価総額ランキングでは14位に位置します。

イーサリアムクラシックはビットコインをはじめとする仮想通貨の根本的な理念である非中央集権とイーサリアムなどの特徴として知られるスマートコントラクトと呼ばれる機能が特徴として挙げられます。

仮想通貨は私たちが普段から使用している各国の中央銀行が発行する法定通貨(円やドルなど)の中央集権的な通貨に対する危機感や不信感から、集団や個人に権力が集中しない非中央集権的な通貨として開発されたと言われています。

またイーサリアムクラシックに実装されているスマートコントラクトという機能はイーサリアムにも実装されているもので、複数人の間で成立した契約を自動的に実行する仕組みのことです。

このスマートコントラクトにより、これまで仲介人を必要としていた契約の執行などにおいて仲介人が不要になります。

また、契約内容はブロックチェーンと呼ばれる、取引が記録され続けている台帳に記録されるため、改ざんが困難であるプラットフォームとしての期待が集まっています。

これら2つの特徴とイーサリアムとの関係はイーサリアムクラシックを理解する上で欠かせないものです。

イーサリアムクラシック(EthereumClassic)のメリットとデメリット活用方法

イーサリアムクラシックは機能としてはイーサリアムとほとんど変わりません。
イーサリアム同様にスマートコントラクストの機能も持っています。

イーサリアムクラシック(EthereumClassic)のメリット

イーサリアムクラシック は、誕生した経緯からも、イーサリアムに比べて非中央集権に対する思想が強いということが特徴です。

イーサリアムは開発者の影響力が強いという観点から中央集権的なコミュニティーと言われることがあるようです。理由としては、プロジェクトの方針を決めるための合意形成が、コミュニティーの多数決によって行われたことがあるためです。

一方のイーサリアムクラシックはプログラムされたコードに従って合意形成がされます。誰かの意図的が強制的に合意形成に反映されることがないことを特徴としているようです。


それを表す言葉として、イーサリアムクラシックはあらかじめ決められているプログラム(コード)を絶対(法律)とするCode is lawと呼ばれる本来仮想通貨が目指していた理念を持っています。

一方でイーサリアムはイーサリアムクラシック と比べてコミュニティの意思決定を優先するという意味も込めて、Community is lawと呼ばれることもあります。

またイーサリアムクラシックはその誕生の性質上、初期から流通量が比較的多い仮想通貨であり多くの取引所で扱われています。

約50億円(事件発生当時)ものイーサリアムがハッキングされ盗まれたThe DAO事件を受けてセキュリティを高めたこともメリットとして挙げられます。また、ユーザーがイーサリアムと比べまだ少ないため、送金などのスピードや手数料の手軽さで優れています。(2018年9月時点)

イーサリアムクラシック(EthereumClassic)のデメリット

これらのメリットの反面、デメリットも存在します。

イーサリアムクラシックはCode is lawと呼ばれる合意形成がなされている他、The DAO事件を教訓としてセキュリティーを強固なものとしましたが、その反面イーサリアムと比べると開発者が少なく、問題に対する対応力や開発スピード、利用できる機能が少ないなどというデメリットがあります

またイーサリアムとの機能性などの類似性から双方が価格に影響を与えやすいこともデメリットとして挙げられます。

イーサリアムクラシック(EthereumClassic)の歩み

先ほどイーサリアムクラシックを理解する上で欠かせないものの一つとして挙げたのがイーサリアムとの関係でした。

ここまで何度もThe DAO事件というものが出てきましたが、ここではイーサリアムとの関係と一緒に解説いたします。

イーサリアムクラシックはThe DAO事件を発端に誕生した仮想通貨です。

The DAO事件とはイーサリアム上でICO(仮想通貨を利用した資金調達方法)を行なったDAOというプロジェクトにおける、スマートコントラクトのスキを突かれて約65億円相当のイーサリアムが不正送金された事件のことを言います。

この事件の解決策としてイーサリアムの開発チームはハードフォークによって不正送金がなされる前の状態に取引情報を戻すことで事件を解決しようと試み、多くの開発者がこの解決策に賛成しました。

しかし、一部のイーサリアムの開発者がその解決策に反対し、ハードフォークを拒否してイーサリアムの機能を引き継いで誕生したのがイーサリアムクラシックです。

一部の開発者が反対した理由としては今後このようなことが発生した時、イーサリアムの開発者の利益のためにシステムを変更してしまうような中央集権的な状態になるのではないかと危惧したからです。

ハードフォークは実行されましたが、その時2つのブロックチェーンに分岐したためイーサリアムとイーサリアムクラシックは別々のブロックチェーンに取引が記録されるようになり現在に至ります。

イーサリアムクラシックの名前については直訳すると「古典的なイーサリアム」となります。

ハードフォークを行う前のイーサリアムを引き継いだという意味からイーサリアムクラシックと名付けられました。

現在ではイーサリアムクラシックはイーサリアムとは異なった独自の道を歩もうと試みています。

イーサリアムクラシック(EthereumClassic)の独自の進化

取引情報を記録するメインのブロックチェーン の内容をまとめ、負担を減らすことにより通信速度を早めスマートコントラクトを円滑に行うことができるサイドチェーンという機能の実装が予定されています(2018年9月時点)。

このサイドチェーンの実装によりIot(Internet of Things / モノのインターネット)と呼ばれる領域への特化を目指しています。

さらにSDK(Software Development Kit)と呼ばれる開発者向けのツールを一般の方に配布することで、イーサリアムクラシックを利用したアプリなどのサービスを作る環境が整うため、今後素晴らしいサービスなどが生まれてくる可能性が予想されており大きな期待を集めています。

国内でのイーサリアムクラシック(EthereumClassic)の入手方法と保管方法

イーサリアムクラシックは国内外の取引所で簡単に取引を行うことができます。

ここではbitFlyer(ビットフライヤー)、Xtheta(シータ)、DMM Bitcoinの国内取引所をご紹介いたします。

まずbitFlyer(ビットフライヤー)は日本最大級の仮想通貨取引所です。イーサリアムクラシックの他にもビットコインをはじめイーサリアム、ライトコイン、モナコイン、ビットコインキャッシュなどの仮想通貨の中でも人気の通貨を取り扱っています。

Xtheta(シータ)は2018年にサービスを開始したばかりの新しい取次所です。顧客の仮想通貨取引を取り次ぐ取引所で、顧客の資産運用状況に合わせて投資プランなどの提案などのサービスを行なっている会社です。イーサリアムクラシックも取り扱っています。

DMM BitcoinはFXでの取引ができる取引所として人気があり、イーサリアムクラシックはFXでのみ取引が可能です。

FXとは、例えば10万円の証拠金をもとにその数倍の額で取引を行うことができる取引方法のことです。

購入、取引したイーサリアムクラシックは保管してハッキングやウイルス感染から安全に管理しましょう。

Ledger Nano Sは完全にインターネットから切り離された場所で安全にイーサリアムクラシックを保管できるハードウェアウォレットです。

ハードウェアウォレットとは仮想通貨専用の端末のことでインターネットから完全に切り離された環境で仮想通貨の取引に必要な秘密鍵やアドレスなど情報を保管してハッキングや取引所の倒産などの危険性から仮想通貨を安全に管理できるものです。

注意点としては仮想通貨そのものがハードウェアウォレットに保管されている訳ではないということです。

イーサリアムクラシックだけでなく、他の種類の通貨も保管することができます。

ClassicEtherWalletは数少ない日本語に対応したウォレットでオフラインでもイーサリアムクラシックを送付することができる比較的安全で扱いやすいウォレットと言えます。

しかし、秘密鍵についてもしっかりと管理する必要があり秘密鍵を紛失すると自身の資産も紛失したことと同然になってしまいます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

イーサリアムクラシックは仮想通貨の本来の理念を追求した通貨であることが分かりました。

これからはIoTといった最新の技術との融合も期待されており実用性と需要が共に高まる可能性に期待が集まっています。

これからもイーサリアムクラシックの動向から目が離せません。